株式会社アミューズがドキわくランドをグループ化します。
株式会社アミューズは大阪に本社を構えるパチンコチェーン。メイン屋号はアミューズで現在の営業店舗は11店舗。その他に兵庫県内でアミューズ三田とアミューズ西宮山手幹線通りのグランドオープン準備が進められています。
アミューズの運営店舗の中には、オリエンタル・パサージュ 荻窪426店、ミスターパチンコ泉大津店、パチーズPLUS岩出店などM&Aしたと思われるけど屋号そのまま営業している店舗が数店舗あります。
アミューズはここ数年店舗を増やし続けている成長企業で、特に関東進出を果たしたアミューズ千葉店のインパクトは大きく、一気に知名度を上げた会社でした。次の仕掛けがこれとは驚きです。
一方、株式会社悠輝は関東首都圏と静岡県に9店舗、ドキわくらんど屋号のパチンコ店をチェーン展開している会社。
店舗は3都県、東京都2店舗、6店舗、静岡県1店舗にあり、500台クラスのパチンコ店が中心です。
悠輝のホームページを見ると、すでに代表がアミューズの代表と同じですので、実質の経営はアミューズが関わっていると見てよさそうです。
本件の注目すべきポイントは、アミューズと悠輝の企業規模はほぼ同じで、それらが一緒になるというのは、基本的には大手が小規模法人をM&Aすることはあれど、近年のパチンコ業界ではあまり例がないことかと思います。
さらに、悠輝の店舗は地域で集客できている店舗もあるそうなのでM&A規模としては結構大きそうで、それを年商600億円弱のアミューズが吸収するというのも攻めている感があります。
これで、アミューズは20店舗体制、さらに2店舗グランドオープン準備中なので実質22店舗となり、店舗数でいうと業界107位タイから一気に39位までジャンプアップ。
2021年で一番のニュースになるかもしれないアミューズの動向に目が離せません。